【ウールの魅力シリーズ】とは
冬の寒い時期、1度は手にしたことがある
「ウール」の魅力を
少しずつ紹介していくシリーズです。
ウールの七不思議
1)水をはじき湿気を吸収する
ウールの衣服は小雨をはじき、汗をかいてもサラッとしています。
これは、ウールの表面の膜が水をはじき
ごく細かい孔が湿気を通すためです。
また、表面も湿気により開閉して
湿気の吸収・放出を繰り返しています。
2)冬は暖かく、夏は涼しい
ウールは繊維のちぢれがあるため
体積の60%もの空気をウール内に取り込むことができます。
よって寒い冬には断熱効果から暖かく
暑い夏には熱伝導率を抑えることから
衣服内を涼しく保ってくれます。
3)型崩れしにくい
ウールの衣服は着用後
ハンガーに掛けておくだけで元のカタチに戻ります。
これは、繊維のちぢれがウールに抜群の弾力性を与えているためです。
伸長率は30%もあり、引き伸ばしてもすぐに元に戻ります。
4)燃えにくい
ウールは髪の毛などと同じたんぱく質でできているため
火をつけてもすぐに黒球ができ、燃えなくなります。
5)染めやすく、色落ちしにくい
実は19種類ものアミノ酸が含まれているため
ウールはどの染料にも馴染みやすいです。
また、吸湿性も高く染料が十分に浸透するので
色落ちしにくいのです。
6)汚れにくい
水をはじくので、汗による汚れがなかなか付着しません。
また常に適度な湿気を含んでいるので静電気がおきにくく
ほこりがつきにくい性質があります。
7)フェルト化する
衣料やピアノなどに幅広く使われているフェルトです。
これは表面を絡ませて、ウールの目をつまらせ
硬い弾力性をもたせたものです。
このように沢山特徴があるウール。
メリットにもデメリットにもなる特徴ですので
用途に合わせてウールを使い分けるのがおすすめです。
ウールは季節によっても違う顔を見せてくれるので
1年を通してウールを楽しみましょう。
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