大丸東京店 Popup Store ラインナップ
大丸東京店 アウターにフォーカスしたポップアップを開催。Line upのお知らせ。
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ついに出そろったMOVBのAutumun Winter Coat。最上級の原料をMOVBらしい高密度ジャージーに編み立てた、美しさと防寒性を備えるコートの数々。どれも無駄をそぎ落としたシンプルなデザイン・シルエットの中に、アクセントをちりばめたこだわりのコート。素材は大きく3種類。 ①Platinum 14.5 Merino Jersey:チェスターコート・Pコート ②銀座シックス限定!Platinum River 14.5 Merino jersey オーバーサイズPコート・ミドルチェスター ③ラグジュアリーと扱いやすさを両立「Optima16.5 Merino Jersey」:チェスター・Pコート・オーバーサイズPコート 素材別にそれぞれのコートの魅力を深堀します。 ①Platinum 14.5 Merino Jersey:チェスターコート・Pコート メリノウール年間生産量のうち、わずか0.2%しか収穫できない入手困難な「14.5マイクロン」のメリノウールを、贅沢に100%使用したPlatinum 14.5 Wool Jersey。14.5マイクロンという細さは、「Super 表記」では実に「Super 180's」という圧倒的な細さを誇ります。高級オーダースーツ生地でもほとんど見かけない原毛です。人の髪の太さが50~70ミクロン程度、「カシミヤ」は、14~16マイクロンと言われていることからも、14.5マイクロンがいかに細いかが分かるはず。繊維のキューティクルを1本1本磨き上げたような極上の風合い。言葉では表現しがたい柔らかくシルクのような上品な光沢を放つ、最高級を求める紳士のため素材。 オモテと裏の両面から編み立てるスムースジャージーに仕上げることで、凹凸が少なく滑らかな表面感に。編み立て密度は実に28ゲージ。「ハイゲージ」と呼ばれる一般的な高密度ニットでさえ12ゲージ以上と言われていることからも、その密度の高さは突出しています。その密度の高さから、一目ではジャージーとは思えない、まるで織物(布帛)のような風合い。編み立て後の「縮絨(しゅくじゅう)」と呼ばれる生地を圧縮する工程にも時間をかけ、さらになめらかさと重厚感をプラス。また、本来ジャージーでは表現しづらいドレープ性(生地の波うち)やハリとコシまで備えた、まさにプレミアムな素材です。 ■Platinum 14.5 Merino Jersey チェスターコート バスト周りに美しいハリを生み出す胸増し芯縫製や胸のバルカポケット、そして袖の本切羽など、テーラードジャケットのディティールを取り入れた本格仕様のチェスターコート。 フェイクのチェンジポケットが、シンプルな表情の中にもさりげないアクセントに。 またウエストに適度なシェイプを効かせることで、スタイリッシュでエレガントな雰囲気。スーツの上から羽織っても、伸縮する素材によって快適にお過ごしいただけます。カラー:コスモネイビー132,000円 ■Platinum14.5 Merino jersey Pコート Pコートも同様に、バスト周りのハリを出す胸増し芯縫製を採用。ステッチを限りなく抑えたシンプルなデザインで、モードな雰囲気に仕上げました。無駄をそぎ落としたミニマルなデザインながら、太めのバックベルトを採用し、後ろ姿もエレガントに。 さらに、ボタンには「13starボタン」を採用。これは、1777年にアメリカが独立した際の州数で、アメリカが苦難の末に勝ち取った自由の象徴ともいえる数字です。アメリカ軍でも第二次世界大戦以前まで採用されていたとされる13starボタンによって、ほのかにミリタリーテイストをプラスしています。重量があり窮屈なイメージのあるPコートの概念を覆す、重厚感と軽さ、ストレッチの効いた快適性を備えたPコートです。カラー:コスモネイビー121,000円 ②銀座シックス限定!Platinum River 14.5 Merino...
原料、編み立て、加工に最高品質を求めて完成したMOVB最上位シリーズ「Platinum Wool」。 最大の特徴は、メリノウール年間生産量のうちわずか0.2%しか収穫ができない、入手困難な貴重原料「14.5マイクロン」のメリノウールを100%使用していること。 繊維の細さは、14.5マイクロン。スーツ生地で用いられる「Super 表記」では実に「Super 180's」という圧倒的な細さを誇ります。人の髪の太さが50~70ミクロン程度、「カシミヤ」は、14~16マイクロンと言われており、14.5マイクロンはカシミヤと同等の細さ。まず出会うことのない超希少ウールは、繊維のキューティクルを1本1本磨き上げたような極上の風合い。言葉では表現しがたい柔らかくシルクのような上品な光沢を放つ、最高級を求める紳士のためのプレミアムテキスタイルが完成しました。 極上の滑らかさに加えて天然繊維であるウールには、■保湿効果がありあたたかい■汚れにくい・清潔■柔軟性がある■調湿性があり濡れにくい■汗をかいても臭いにくいという優れた機能性があります。暖かさだけではなく、これらの機能によって身体を快適な状態に保ってくれる優秀な素材を高密度ジャージーに仕上げました。 高密度なジャージーに編み立てることで、ラグジュアリーなムードが漂う風合いながら、伸縮性のある快適な着心地を実現 2023年秋冬の新作はこの「Platinum Wool」を使用した2種類の生地「Platinum 14.5 Merino Jersey」「Platinum River 14.5 Merino Jersey」をリリース。それぞれ2つずつ、合計4つの新作アイテムが登場です。 ■Platinum 14.5 Merino Jersey:まるで織物のような28ゲージの超高密度ジャージー 「Platinum 14.5 Merino Jersey」に採用した編み立ては、表と裏の両面から編み立てる「スムースジャージー」。別名「ダブルジャージー」「両面編み」とも呼ばれ、二列のダブル・ニードル(糸を引き込む針のような細い棒)で編まれます。ぎゅっと目の詰まった生地を編むことができ、生地表面の凹凸をできるだけ減らすことでなめらかな肌触りと、美しい光沢が生まれます。 さらに、編み立ての密度を高めることで耐久性やハリ、重厚感を加えています。編み密度の指標である「ゲージ」は28ゲージ。ゲージは、「1インチ=2.54cmの間を何本の編み針で編むか」を意味しており、この数値が高くなればなるほど、目の詰まった編地となります。一般的には、編み目がゆるい「ローゲージ」は7ゲージ以下。詰まった「ハイゲージ」は12ゲージ以上。このことからも今回の28ゲージが非常に目の詰まっ高密度な編地であることがお分かりいただけるでしょう。28ゲージにすることによって、ストレッチ性と生地の重厚感、適度なハリ感を生まれ、アイテムのディテールが綺麗にでる仕立て映えのする生地に仕上げました。もちろん型崩れしにくくなります。 編み立て後の「縮絨(しゅくじゅう)」と呼ばれる生地を圧縮する工程にも時間をかけ、さらに滑らかな風合いに仕上げました。本来ジャージーでは表現しづらいドレープ性(生地の波うち)やハリとコシは、まさにプレミアムな素材です。この素材からは2つの新商品が登場です。 ■Platinum 14.5 Merino Jersey シングル3Bクラシックテーラードジャケット 手縫い風ステッチを施した、クラシカルな段返り3ボタンテーラードジャケット。胸増し芯を配した立体的で本格仕様のテーラード仕立て、小顔効果もねらった広めの肩幅、そしてやや絞りを効かせた美しいウエストシェイプなど、クラシカルな装いの中にも現代的なディティールを取り入れたジャケットです。カラーはブラックを採用。Platinum Woolの光沢感と相まってラグジュアリーなムード漂う風格ある1着に仕上がりました。¥107,800(税込) ■Platinum 14.5 Merino Jersey スリムテーパードスラックス 出張や旅行にも最適なピンタック仕様のセンタークリースが入ったスラックス。クリースラインが消えることがなく、アイロン不要で常に美しいラインを保ちます。同素材の3ボタンテーラードとセットアップでご使用いただけます。シェイプの効いたテーラードジャケットと相性の良いは細身のテーパードシルエットに。身体に沿うシルエットながら、超高密度ジャージーの伸縮性によって窮屈感のない快適な穿き心地を実現しています。¥44,000(税込) ■Platinum River 14.5 Merino Jersey:ハードリバーメルトンジャージーによって高級感と重厚感、そして軽さを実現 Platinum River 14.5 Merino Jerseyの魅力は、Platinum...
無事GINZA SIX / SATELLITE STOREのオープンを迎えることができました。初日からたくさんのお客様にお越しいただき感謝の気持ちでいっぱいです。 引き続きMOVBの製品の良さをお伝えすると同時に、皆様が楽しめるような新しいご提案も継続的に行なっていきたいと思います。 ■ GINZA SIX (サテライトストア) ・開催店舗:GINZA SIX・住所 :〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10-1 5F・開催期間:常設展示・営業時間:10:30~20:30・電話番号:090-6804-9621(開催期間直通) / 03-6891-3390 (GINZA SIX総合インフォメーション) ※営業時間は変更になる場合がございます。詳しくはGINZA SIX公式サイトをご覧ください。
2023年秋冬のMOVB新作として登場した「Optima 16.5 Merino Wool Jersey ダブル6Bテーラードジャケット」。ボタンが2列に並んだ「ダブルブレスト(ダブルブレステッド)」です。今回はこのダブルブレストの魅力に迫ります。 イギリス海軍のPコートが始まり 歴史をさかのぼると、ダブルブレストジャケットは実に興味深いジャケット。ダブルブレストジャケットの起源の一説は、イギリス海軍にあると言われています。(諸説あり)船上で過ごす海軍軍人のために、風の侵入を防げるように「右前」「左前」でもボタンを合わせられるようにと開発されたのがご存じ「Pコート」。その後、時代を経て軍人用から乗馬用のコートなどへと変化していきます。“紳士”のためのアウターとしてPコートが用いられるようになったのは、1780年代と考えられており、当時はまだ、着丈の長い燕尾服ようなシルエットが基本。まだスーツ・スラックスのようなスタイルは見られなかったそう。 そして、19世紀の半ば頃、ダブルブレストジャケットがスーツとして着られるようになり始めます。徐々に普及し始め、1900年代にイギリスのファッションアイコンがダブルのタキシードを着用したことで注目が集まります。このころから一気にダブルブレストジャケットは紳士のアイテムとして拡大。「アルマーニ」がダブルブレストを展開したこともあり、日本国内でも広がっていきました。ダブルブレストはイギリス海軍から始まり紳士のためのジャケットへと進化を果たした、スーツの歴史を語るうえでなくてはならないジャケットであることは間違いありません。 見直され始めたダブルブレスト 日本では「バブル期」にシルエットが緩めのダブルブレストジャケットを大人たちが羽織り、日常を謳歌する姿が印象に残っている方も少なくありません。また、“貫禄”のあるその見た目から、「年配の紳士が結婚式で着用するジャケット」というイメージが根強くあるでしょう。そんなイメージからバブル終焉とともに、ダブルブレストは敬遠され始めます。しかし、昨今、このダブルブレストが見直されてきました。タイトシルエットのダブルブレストや、ゆったりとしたオーバーサイズシルエットながらメリハリの効いたデザインのダブルブレストなど、クラシカルなダブルブレストの要素は残しながらも、現代的なデザインのダブルブレストが多く見られるように。ダブルブレストが本来持つ重厚感をたっぷりと残したものや、抑えたものまで幅広く展開され、ビジネスパーソンだけでなく、若者のオフコーデのアイテムとしても用いられるようになりました。ウィークデーではドレスシャツとタイを合わせてフォーマルに着用。一方、休日にはTシャツやニットに合わせてカジュアルダウン。シングルジャケットよりも重厚感を感じさせるダブルブレストだからこそ、フォーマルでは紳士としての風格を感じさせることができ、カジュアルではきれいめなジャケットスタイルを演出できる。現代においては、そんな二面性を持ったジャケットとしてダブルブレストが評価されるようになりました。 重厚感×スタイリッシュ×快適性。それがMOVBのダブルブレスト ダブルブレストらしい重厚感はそのままに、きっちり感が漂うスタイリッシュなシルエット、そして、ジャージーだからこそ生み出せる快適性を備えたのが、MOVBが2023年に新発売したダブルブレスト「Optima 16.5 Merino Wool Jersey ダブル6Bテーラードジャケット」です。 年間生産量わずか4%。16.5マイクロンの希少なメリノウールジャージー ベースとなるのが、MOVB独自のジャージー素材「Optima 16.5 Merino Wool Jersey」。希少性の高い極細ウール糸「SUPER 140's(16.5マイクロン)」を高密度に編み上げたジャージー素材。「ハイグレードな高級スーツ地に使われるほどの繊細なウール」と、スポーツウェアにも取り入れられる伸縮性抜群の「ジャージー」を組み合わせた、「高級感」と「快適性」を備えた独自ウール素材となります。SUPER 140'sは主に高級スーツ地として使用される素材ですが、市場に出回る数量が限られる希少性の高い糸。原料はメリノウール100%。メリノウールの中でも年間生産量がわずか4%しか確保できない“16.5マイクロン”の希少なウールを使用しています。※SUPER 140'sについてSUPER 140'sとは、「原毛1kgで140kmの長さの糸を作ることができる」ことを意味します。SUPER表記が高くなればなるほど、繊維が繊細で細くなり、生地にした際の風合いが滑らかになります。SUPER 100's以上を高級な素材と評価するお客様も多く、この点からも「Optima Merino Jersey」のSUPER 140'sは非常に繊細で高品質な素材と言えます。 高密度な28ゲージのジャージー編みで、耐久性・伸縮性・高級感を実現 この希少な原料をスポーツウェアなどにも使われる「ジャージー素材」に仕上げているのが「Optima Merino Jersey」の特徴。高級感と耐久性が生まれるよう高密度な“28ゲージ”で編み立てることで、ジャケットやパンツに応用できます。さらに密度が上がることで、美しい光沢のあるドレープ性と伸縮性を実現。 高密度に編み上げた後、MOVBを展開する我々ソトーの「染色整理加工」により、カシミヤライクな肌触りの良さはもちろん、上品でナチュラルな光沢感を引き出しています。ダブルブレストにこのラグジュアリーな光沢と“重厚感”、そして伸縮性を備えた「Optima Merino Jersey」だからこそ、スタイリッシュなシルエットでも窮屈感のない着心地を実現しています。 ジャージーを本格的なテーラード仕立てに リラクシングウェアのイメージがあるジャージーを、本格的なテーラードジャケットに仕上げた「6ボタンダブルブレストジャケット」。 肩回りを構築的に成型する「肩増し芯縫製」や、胸の「バルカポケット」、袖の「本切羽」など、本格的なテーラード仕立てを採用することで、ジャージーとは思えない立体的で紳士の風格漂うジャケットに仕上げました。 ▲左右のボタンを掛けることで重なる部分「打ち合い」は浅めに設定。ミリタリーアウターが発祥と言われるダブルブレストの“クラシカル”な雰囲気や“重厚感”を適度に和らげ、モダンな印象に。 MOVB独自機構「MOVING仕様」により、窮屈感のない快適な肩回りの稼働を実現 肩回りに配された、目を引くレッドのメッシュ素材。これは、肩甲骨から肩回りの稼働を高めるための人間工学の観点からも考慮したMOVB独自機構「MOVING仕様」。 ドレスシャツやニットの上からジャケットを羽織っても、この特殊な裏地が身体の動きに合わせて追従するため、突っ張り感のない快適な着心地に。MOVBの「ダブルブレスト」は、希少性なメリノウールを惜しげもなく使用したジャージー素材とラグジュアリー感漂うデザイン、ディティールによって完成した、リラクシングとエレガンスを両立した、MOVBでしか作ることのできない逸品。 ダブルブレストのルーツを踏襲しながらも、現代的な美しさが魅力の「Optima 16.5 Merino Jersey...
2023年の春夏アイテムとして新登場した「Duplex Cotton Jerseyシリーズ」。コットン×ナイロン×ポリウレタンをブレンドした特別な糸を超高密度に両面編みで仕上げた、ギュッと目が詰まり、ハリコシが強く、キックバックに優れた生地です。 コットン自体にもこだわり、今回は「コンパクトヤーン」と呼ばれるコットン糸を採用。これは、原綿に撚りをかけて糸に紡績する際、綿の毛羽を糸の内側に入れることで、毛羽感の少ないなめらかな風合いを実現しています。毛羽の少ない糸を超高密度の両面編みにすることで、凹凸の少ないほおずりしたくなる心地よさと、嫌らしさのない上品な光沢を生み出してます。 「美しい旅の始まり」を表現するディティールへのこだわり 2023年はようやく旅行や出張がしやすくなった年。だからこそ今年のテーマを「美しい旅の始まり」と置き、このテーマを体現するアイテムとして誕生したのが「Duplex Cotton Jerseyシリーズ」です。■元々しわになりにくいジャージー生地を、超高密度の両面編みにすることでさらに「防シワ性」をUP■「シワ回復性」も高く、長時間の着席でも安心■コットンジャージーにありがちな、ヨレも軽減この素材をMOVBらしいエレガントなアイテムに落とし込み、高級感や上質感が漂うラインナップになっています。 収納するだけのポケットからの脱却。旅を快適にする、独自のマルチポケットシステム そしてこのシリーズから初搭載されたのが「Multi Pocket System(マルチポケットシステム)」。旅行や出張をより快適に過ごすためには、重たいバッグで両手をふさがず、できるだけ手ぶらで行動できるのがベスト。だからこそ「ポケットの数」にこだわったのはもちろんのこと、“モノを入れるだけ、手をいれるだけ”のポケットではなく、「本当に使い勝手の良いポケットとは何か?」を追求したMOVB独自の仕様です。 テーラードジャケットには7つのポケットを配置 テーラードジャケットの内ポケットは一般的に左右同じものが付いています。しかし、内ポケットには財布や名刺入れ、スマートフォンなどサイズの異なるモノを入れるため、画一的なポケットではモノが取り出しにくく、歩行中にポケットの中で動き、不快感を感じる原因にもなります。そこでMOVBのマルチポケットシステムでは、あらかじめ名刺入れに適したサイズのポケットや長財布がきれいに収まるポケット、そしてパスポートサイズがきれいに入れることのできるポケットなど、ビジネスパーソンに想定される小物に適したポケットを配置しました。 ポケット同士の重なりにも注意を払い、全ての内ポケットにモノを入れても表に響きにくく、テーラードジャケットに無くてはならない「美しさ」にも配慮しています。 そしてこの名刺サイズポケットの口部分は、斜めのパターンや深さに設計し、取り出しやすさも抜群。 もちろんボールペンや万年筆を収納できるポケットも。 シルエットの美しさを崩さない、コンシールファスナーポケット そして大人気のMA-1タイプのジャケットにもマルチポケットシステムの機能性が光ります。MA-1らしさを出すため、アウトポケットは両裾と左袖に配置し、シンプル&エレガンスを追求。一方で、手ぶらで歩ける快適性の実現のため、内ポケットには目立ちにくい「コンシールファスナーポケット」を設けることで、美しさをキープしながら、貴重品の収納場所としても便利。 スラックスにもこのコンシールファスナーポケットを備えています。一見、フロントポケットとヒップポケットしかないように見えます。実はこの画像中央部分にポケットが隠されています。 そして実はスラックスの隠しポケットは、ポケットの角度にこだわっているのも特長。ポケットの角度がややヒップ側に作られています。こうすることで、歩行中にスマートフォンをヒップポケットに入れる際の手首の角度が自然に。窮屈感なくすっとモノを出し入れができ、ポケット内でスマホが暴れにくいため、快適性も備わっています。ジャケットを脱いで出かけた際にでも、スマホ・財布・小物類を手で持つことなく、安全に収納することができ、旅行や出張に限らず、日常生活を送るうえでも便利なパンツに仕上げています。 人気のジョガーパンツにも同様の隠しポケットを完備。ポケットの数やサイズ、そして角度にまでこだわりを詰め込んだDuplex Cotton Jerseyシリーズ。ぜひ実物を手に取って、その使い勝手の良さを体感してくださいね。なお、2023年9月8日~19日の期間限定で、ストラスブルゴ南青山店、大阪店(心斎橋)にて、Duplex Cotton Jerseyシリーズを実際に手に取っていただけるポップアップストアをオープンします。リアル店舗でもMOVBのマルチポケットシステムの快適性を味わってくださいね。
夏の大人気アイテム「ジャケットフィットTシャツ」。そして、3シーズン楽しめる「フレンチテリーフーディー」。本来カジュアルなアイテムであるTシャツやフーディーをエレガントなきれいめアイテムへと進化させているのが、これらの商品に採用している素材「Real Silky Cotton Jersey」です。この記事では、Real Silky Cotton Jerseyの魅力を深くご紹介していきます。 やみつきになるコットン100%のなめらかさ。オールシーズン活躍する万能生地 Real Silky Cotton Jerseyは厚すぎず薄すぎないなじみのある生地厚。コットン100%だからこそ、オールシーズン使える生地として開発された万能な生地です。Tシャツやフーディーなどアイテムごとにやや厚みを調整し、最適な生地感に仕上げています。詳しくその特長を詳しくみていきます。 1.世界中の綿花のわずか1%!超長綿の中でも、特に希少性が高いスーピマコットンだけを使用 「Real Silky Cotton Jersey」に使用しているコットンは、あらゆる綿の中でも最高級ランクに分類される超長綿「スーピマコットン」。スーピマコットンの収穫量は、世界中で栽培されている綿花の実に1%未満。まさに希少なコットンと言えます。他のコットンと比べて強度、柔らかさ、色保持性といった優れた特性をもつ優れたコットンと評価されている「スーピマコットン」ですが、超長綿の中でも、「産地」「品質」で一定の基準を満たしたものだけが「スーピマコットン」と呼ばれています。まず「産地」は、アメリカのカリフォルニア州(サンホアキン・バレー)、アリゾナ州、テキサス州、そしてニューメキシコ州で栽培されている必要があります。次に「品質」は、「繊維の長さ」。スーピマコットンは、繊維の長さが、35mm~40mm以上と限定されています。世界中で栽培されている最も一般的な種類のコットンの繊維長は通常わずか約1インチ(約2.5cm)。しかし、スーピマ コットンの繊維の長さは平均 1.5インチ(約3.8cm)と非常に長いのが特長。繊維が短いと、糸が粗くなり、製品の表面に毛玉ができやすくなります。一方、繊維が長いと、強度が強くなり、柔らかさも増します。より快適で、色をより長く保持し、時間が経っても毛玉になりにくいという特長があります。この非常にレアなコットンを使用しているからこそ、腕を通した瞬間に心地よさが感じられる生地に仕上がっています。 2.紡績段階で、コットンが本来持つふわふわの風合いまで戻す加工を行い、糸自体がよりしなやかに ただ、最高級素材を使っているだけではありません。紡績=コットンの繊維を撚って糸にする工程で、綿花の実が弾け、コットンボールが出来上がった時の“あの”ふわふわのボリュームにまで戻す作業を行っています。こうすることで、スーピマコットンがコットンが本来持つフワフワの膨らみ感やしなやかさを再現。素材の魅力を最大限に引き出したこの上ない糸を、高密度にじっくりゆっくり編み上げジャージーに仕上げています。 3.極細シルクショートファイバーをジャージー生地表面に蒸着することで、シルクのような風合いと毛羽を抑えたなめらかな風合いに それだけではありません。この密度高く編みこまれた生地だけでも十分になめらかで心地よい風合いですが、ここにMOVBを展開する100年企業・ソトーの加工技術を施しているのが「Real Silky Cotton Jersey」の魅力。今回は、染色整理加工を行うソトーの「Real Silky加工」と呼ばれる加工を生地表面に施しており、これは「極細シルクショートファイバー」を表面に蒸着する加工。 コットンの毛羽感も抑えられ、コットンのなめらかさにシルクの艶々とした風合いがプラスされた唯一無二の生地です。希少性の高いコットンと、その魅力を引き出す工程。さらに高密度な編み立てと独自加工。これらの組み合わせにより完成した、抜群の肌触りを持つラグジュアリーな風合いをお楽しみください。 ■代表的アイテム ・Real Silky Cotton Jersey ジャケットフィットTシャツ/¥14,300(税込)上質なコットンなジャージーの光沢感やなめらかさは、ジャケットとの相性が抜群。そこでジャケット同じく、Tシャツも袖を前肩・前振りにすることで、上からジャケットを羽織っても脇や袖がごわつかず快適な着心地を実現。袖が下にきれいに落ちるため、鍛えられた身体のラインを美しく見せる効果も生まれます。 そして、きれいめジャケットと合わせてもエレガントさが損なわれないよう、襟元はフィット感のある深さに設定。加えて、ネックのリブも前後で差を付けることで、ジャケットの襟が直接肌に触れにくく、皮脂や汚れの付着も防ぎます。もちろん、Tシャツ1枚で着用しても洗練されたすっきりとした印象で、シンプルな無地のTシャツだからこそ、ディティールで差が付く1枚に仕上がっています。 ・Real Silky Cotton Jersey ジャケットフィット ロングTシャツ/¥17,600(税込)同じ素材のロンTもご用意しています。 ・Real Silky Cotton Jersey フレンチテリーフーディー/¥28,600(税込)フーディーには、Tシャツとは異なり「裏毛ジャージ」を採用。Real...
日本有数の毛織物産地である愛知県・尾州地方。この地で1923年に創業し2023年で100周年を迎えた、染色整理加工企業「株式会社ソトー」。尾州に拠点を置き、生地の風合いを極限まで魅力的に進化させる染色整理加工を生業にしているからこそ、私たちソトーが独自で展開するメンズファッションブランド「MOVB」は、「生地」へのこだわりはどんなブランドにも負けないと自負しています。2023年の春夏に初めて登場したコットンを主としたジャージー生地「Duplex Cotton Jersey」をはじめ、ウール産地・尾州らしいウールを使った生地「Helix Wool Jersey」や「Optima Merino Jersey」など、コットンやウールがもつそれぞれの魅力を最大限に引き出したジャージー生地を数多く展開し、各アイテムに落とし込んでいます。 MOVBのコンセプトは、「Hybrid Style Wear」。“ニューノーマル時代において、ビジネス、スポーツ、遊び、あらゆる場面で自由に楽しめるアイテム”をお届けしています。このコンセプトの元、独自開発した全ての素材は「美しくタフで、そして動きやすい」のが特長。今回はMOVB自慢の生地ラインナップの特長を一挙にご紹介。アイテム選びの参考にしていただくだけでなく、MOVBのこだわりも感じていただければ幸いです。 【セットアップ・アウター向け素材】 ①Helix Wool Jersey ・生地厚:薄手・適正着用時期:春~秋口・素材:ウール、ナイロン ■特長 1.特許製法のウール糸により、ウールの風合いと伸縮性の両立を実現2.超高密度に編み上げることで、防シワ性や摩擦にも強い3.生地表面をなめらかにする特殊加工で、高級感があり毛玉にもなりにくいHelix Wool Jerseyは、伸縮性・耐久性の高いナイロンフィラメントを芯に、周りにウール繊維を巻き付けた特殊な糸を、“36ゲージタイプライター”という超高密度に編み上げた独自素材です。通常は“織物”に使われる生地であるタイプライターを“編み物”で表現。目が詰まった「ハイゲージニット」でさえ一般的に「12ゲージ以上」と言われるなか、36ゲージはまさに超高密度な編み地と言えます。これにより、高い伸縮性に加え摩擦強度もアップ、ハリが出るためシワになりにくく、型崩れを軽減することが可能になります。そして「スーパークリア加工」を加えることにより上品な光沢が生まれるだけでなく、ウールの悩みの一つである「毛玉の発生」も軽減しています。ウールですが薄手の生地なので、真冬以外のロングシーズン着ることのできる、MOVBの中でも万能なシリーズです。 ■代表的アイテム ・Helix Wool Jerseyシングル2Bテーラードジャケット/¥61,600(税込)素材の風合いを引き出すべく、無駄をそぎ落としたシンプルな2ボタンのテーラードジャケット。3シーズン着用できるように袖裏の裏地を排除し、肩回りの軽快さを生み出すべく肩パットも無し。肩パットがなくとも、立体的なパターンによってオーダースーツのような凛々しい風格はそのままに、窮屈感のない快適な着心地を実現しています。 ・Helix Wool Jerseyスリムテーパードスラックス/¥30,800(税込)テーラードジャケットとのセットアップもおすすめのスリムなスラックス。アイロン無しでもセンタープレスがとれないピンタック仕様なので、出張や旅行、そして日常使いでもメンテナンスにわずらわしさがありません。ウエストはノータック。身体にフィットするシルエットですが、伸縮性抜群のHelix Wool Jerseyだからこそ窮屈感やストレスを感じない、穿きやすさと快適さを両立したスラックスです。 ②Duplex Cotton Jersey ・生地厚:普通(ハリコシ強め)・適正着用時期:オールシーズン・素材:コットン、ナイロン、ポリウレタン ■特長 1.非常になめらかなコットン糸を超高密度の“両面”ジャージーにすることでハリコシが強く、しっかり感を感じる2.シルケット加工を施すことで、コットンとは思えないテカテカしすぎない上品な艶3.高密度&両面編みによって、耐久性と伸縮性、シワになりにくいという、通年着用にも耐える原綿に撚りをかけて紡績する際、毛羽を糸の内側に入れ込むことによって毛羽感を抑えた、非常に滑らかなコットン糸「コンパクトヤーン」。このコンパクトヤーンと強度のあるナイロン糸、そして伸縮性のあるポリウレタンを、超高密度の両面ジャージー(ベアポンチ)に仕上げた、キックバック性の非常に強い素材です。加えて、色の発色性と風合いを高めるためシルケット加工も施し、なめらかなタッチで美しい生地表面に仕上げています。なめらかな風合いと耐久性、伸縮性、そして生地のヨレやシワが気になりにくいこの生地は、まさにトラベル仕様にぴったりです。 2023年春夏に新登場したDuplex Cotton Jerseyは「トラベルシリーズ」と各アイテムを展開。このシリーズでは、多くのポケットを配置しているだけでなく、ポケットの角度にまでこだわった「マルチポケットシステム」を採用しています。コロナが落ち着きを見せるなか出張や旅行が増えていますが、生地の快適性だけでなく、機能性でも快適にお過ごしいただけるアイテムをそろえました。 ■代表的アイテム ・Duplex Cotton Jersey トラベル MA-1/¥61,600(税込)ジャケットやスラックス、ジョガーパンツなど定番アイテムをラインナップする中で、注目はこのMOVB初の「MA-1タイプ」のアウター。普遍的なMA-1のデザインをベースに、窮屈感のない、程よくゆとりのあるスタンダードフィット。MOVBらしい美しく上品な佇まいにアップデートさせています。肩周りがしっかりしている男性の体型に合わせ、袖付けは前振りに。MA-1本来の仕様を踏襲することで、腕の稼働をスムースに。また、着丈はやや長め、身幅も少しゆったりめに設定することで、ミリタリー感を抑えた現代的なフォルムに仕上げています。 ポケットは、左右のフロント、左袖にひとつずつ設置。内側には、スマホや財布が入る3つのポケットに加え、左裾にはコンシールファスナーの隠しポケットを設け、パスポートなどの貴重品を収納できるスペースを確保しています。 ③Optima Merino Wool Jersey ・生地厚:やや厚め(うすく起毛した起毛しなやかな生地感)・適正着用時期:秋口~初春・素材:ウール100% ■特長...
ビジネスや休日の遊びやショッピング、スポーツや旅行など、あらゆるシーンの垣根を超えた洋服が求められるニューノーマル時代。多様化する時代の中でビジネスからプライベートまで、ボーダレスに洗練されたスタイルで過ごすことが求められる時代に、私たちにも必要なものは何か。それは「快適性」であると考えます。しかし、ただの快適性ではなく、MOVBの独自技術を用いることによって生まれる「想像を超える快適性」。MOVBは「想像を超える快適性」を備えたファッションを通じて、ニューノーマルな時代を心から楽しめる世界を目指します。 ■100年企業・ソトー×干場義雅氏のタッグによって実現する「想像を超える快適性」 MOVBが目指す世界に必要不可欠な「想像を超える快適性」を実現する上で欠かせないものはふたつ。 1.世界三大ウール産地・愛知県尾州に拠点を置く「ソトー」の技術と知見 MOVBを展開する私たち株式会社ソトーは、愛知県一宮市の尾州地方で創業し、今年で98年目を迎える企業。編みあがった生地を洗浄し、染色して最終的な服地に仕上げる「染色整理加工」を行っています。 尾州(愛知県一宮市)は世界三大ウール産地の一つであり、伝統的な設備と最新の技術を組み合わせた染色整理技術により、ナショナルブランドや海外のラグジュアリーブランドにもハイクオリティな生地の加工を提供しています。私たちの加工技術は、長年培われた経験と卓越した技術の結晶です。 そんな私たちのノウハウ抜きには、MOVBが目指す「想像を超える快適性」を実現することはできません。上質な原料、高度な撚糸技術、糸を超高密度に編み上げる技術など、それぞれの工程に徹底的にこだわり、生地を作り上げたとしても、最後の「染色整理」の良しあしで生地の風合いは大きく左右されます。・抜群の伸縮性で動きやすい生地でも、風合いがガサガサでは“心地よさ”は失われる。・耐久性を高めた生地を作っても、ただ硬いだけでは“快適”とはほど遠くなる。 つまり、伸縮性や耐久性、シワのなりにくさなど、「生地の機能性」だけでは「想像を超える快適性」は叶わず、生地の風合いを最大限に高めるソトーの染色整理があるからこそ実現できるものです。生地ごとに最適な加工を施すことで、MOVBのアイテムは触れた瞬間に心躍る逸品へと進化します。 2.干場義雅氏のディレクション 尾州のものづくりとソトーの染色整理加工技術。これらが掛け合わさって生まれた唯一無二の生地を、さらに“快適”なものへと発展させる存在が、MOVBを監修する人気ファッションディレクター・干場義雅氏(ほしば・よしまさ)。男性ファッション誌「LEON」「OCEANS」の編集を務め、独立後はテレビやラジオ、トークショーなど多方面で活躍されている干場氏。2015年からウェブマガジン「Forza Style(フォルツァスタイル)」の編集長を務められています。世界中のファッションに精通した干場氏が発信する情報やファッションスタイルは、世代問わず多くのファンから支持されています。 そんな干場氏とタッグを組んで誕生したのがMOVBです。「真の技術力を持つ株式会社ソトーと組んで、世界に向けたブランドを作りたい。日本の感性と技術を世界に」そんな干場氏の想いを形にしました。干場氏の視点から生み出されたミニマルでエレガントなデザイン。色使いは、僕が好きなネイビーやグレー、ブラックといった男性の基本色で展開しています。 さらに、尾州で生まれた独自の生地を、革新的な縫製技術によって、まるで一枚の布地のようにフラットに縫製することによって、動きやすさと驚くほどの着心地を備えています。「時代は、ファストファッションからスローファッションへ。正確かつ丁寧な作業で生み出される日本の巧と、シンプルかつ機能性に優れたデザインを合わせた「MOVB(モーヴ)」の洋服を通じて、少しでも皆様の人生を豊かにするお手伝いができれば幸いです。」(干場氏)尾州×干場氏のディレクションが掛け合わさることで、「見た目の重厚感からは想像できない快適性」「身体にフィットしたシルエットなのに、窮屈感が全くない」そんな「想像を超える快適性」を備えた、エレガントで美しいアイテムを生み出しています。 ■MOVBの意味とは? イタリア語で“動き”を意味するMovimento。“洋服”を意味するVestito。“美しさ”を意味するBellezza。この3つのキーワードの頭文字を取り、シンプルかつ機能性に優れたアイテムをお届けするべく考えられたネーミングです。タグラインの「Hybrid Style Wear(HSW)」は、「あらゆるシーンの垣根を越えて生活を楽しめるニューノーマル時代の新しいスタイルのファッション」を意味しています。 生地生産から縫製まで、原料調達以外の全てを日本国内で行い、ウールの産地・尾州から日本、世界に向けて洋服の魅力を発信する。日本の技術を結集してお作りしたMOVBのアイテムの数々を通して、豊かな生活を送るお手伝いをしたい。これからもそんな想いを発信し続けていきます。
2023年春夏の新作として初めて登場した、「段返り3つボタン」のテーラードジャケット。生地にはMOVBのアイコン的独自素材「Helix Wool Jersey」を採用しています。強度のあるナイロン糸を軸に、ウール繊維を巻き付けた特殊な糸を、「36Gタイプライター」と呼ばれる超高密度な編み地に編み上げることで、■防シワ性■耐摩擦性■ストレッチ性■ウール特有の上品な光沢などを備えた美しさと機能的な素材です。 ■イタリアのスーツ生地のような“柔らかさ”と、イギリス生地のような目の詰まった“しっかり感”を合わせ持つ さてこのHelix Wool Jerseyは、イギリスやイタリアで作られるスーツ生地の良いとこ取りしたような素材。たとえば、イギリスは一年を通して雨が多く湿度が高いため、生地の強度を保つために、しっかりと目が詰まった生地が主流。光沢や色遣いは控えめですが、耐久性やシワのなりづらさなどがブリティッシュファブリックの特長です。一方イタリアンファブリックは、柔らかくドレープ感があり、光沢が強いものが多くあります。 MOVBの「Helix Wool Jersey」は、イギリス生地ほど硬くはないものの目が詰まった“しっかり感”がありながら、イタリアンの“光沢や柔らかさ”を合わせ持ちます。さらに織物のスーツ地とは異なり、ジャージー素材(編み物)だからこその伸縮性も備わっています。ナイロン芯にウール繊維を巻き付けることで耐久性も抜群で、シワにもなりづらいのも特長。これまでにないまさに唯一無二の素材です。 ■ブリティッシュスーツの代表的存在が「段返り3つボタン」 さて、このHelix Wool Jerseyでお作りした今回の「段返り3つボタンジャケット」ですが、スーツの歴史から見るとクラシカルな位置づけ。特にスーツの起源とされる「ブリティッシュスーツ」との関りが深くあります。興味深いその歴史を少し掘り下げてご紹介しましょう。 ■軍服から始めったスーツの歴史 スーツの起源はイギリス。もともとは立襟式の軍服が進化したと言われています。(詰襟の学生服をイメージすると分かりやすいかもしれません。)※諸説あり。最初の軍服はフロントボタンが10個以上ついているものもありましたが、銃器の発達や戦闘方法の進化によって、ボタンの位置や“数”も変化。(剣から銃に代わり、銃を担いでほふく前進するうえでボタンがフロントにたくさんあると邪魔になるなど)やがて戦争が落ち着きを見せ始めると、兵士たちは窮屈な軍服の第1ボタンを外し、襟を外に折りはじめたことが、スーツの原型になったと言われています。 ■2つボタンよりも前に生まれていた「段返り3つボタン」 3つボタン(ラペルが返らず第1ボタンが見える)や、段返り3つボタン、そして2つボタンなど、テーラードジャケットのボタンの数やデザインが複数あることをご存じの方も多いでしょう。しかし、歴史的に3つボタンジャケットが実はクラシカルであるということを知っている方は多くありません。上述の通り、多数のボタンを配置していた軍服を起源とするスーツですが、時代とともに徐々にボタンの数が省略されていったことが、3つボタンジャケットの誕生の背景と言われています。その後3つボタンから段返り3つボタン、2つボタンへと変化。つまり、段返り3つボタンジャケットのほうが2つボタンよりもクラシカルと言えます。この歴史的背景に加え、スーツの着こなし方として、アクセントが上にくる(ボタン位置が高めでVゾーンが狭い)スーツが美しいと考えられているイギリスだからこそ、段返り3つボタンジャケットが代表的存在というわけです。 ■切っても切り離せない「アイビースタイル」と「段返り3つボタンジャケット」 ちなみに、イギリスとは離れますが、段返り3つボタンジャケットで切っても切れない関係にあるのが1950年代のアメリカで生まれた「アイビースタイル」。なぜアイビースタイルでは、ラペルが返らない3つボタンジャケット(第1ボタンが見える)ではなく、第1ボタンが隠れるようにラペルが返る段返り3つボタンジャケットが主流になったのでしょうか。それは、多くの移民で構成されたアメリカでは、自由な気質が強く、イギリスの伝統を守る保守的な考えに窮屈さを覚え、イギリス的な雰囲気は残しつつも自分たちらしさを出すために、第1ボタンを留めずラペルを折り曲げて着用した、という背景からきています。その後1960年代にアメリカ・ブルックスブラザーズが2つボタンジャケットを発表し、2000年代には2つボタンが主流となっていくという流れです。 ■歴史的にも奥深い「段返り3つボタンジャケット」を現代的な素材使いで。 さて長々と紹介してきましたが、クラシカルな「段返り3つボタン」の顔ともいえるラペルの返りを、現代的なジャージー素材で表現した今回のジャケットです。ぎゅっと目が詰まった生地だからこそ、段返りのラペルがふっくらと返り、ジャケット全体に紳士的な風格を醸し出すことに一役買っていることはいうまでもありません。伸縮性というジャージー素材の実用面だけでなく、3つボタンらしい重厚な雰囲気を持つ1着に仕上がっています。 ■クラシカルとモダンを融合させたディティール使い クラシカルな段返り3つボタンジャケットの象徴であるラペルには、こちらもオーセンティックなムードが漂う手縫い風ステッチを走らせました。一方で、ラペル幅は太すぎず細すぎない現代的なパターンを採用し、抜け感のあるパッチポケットを選択するなど、クラシカルな雰囲気の中にモダンなエッセンスを取り入れたジャケットに仕上げているのもこのジャケットの特長。 加えて、MOVBの特長である「想像を超える快適性」を実現する裏地機構「MOVING仕様」によって、これまでにない快適な着心地を実現するなど、テーラードジャケットの伝統を大切にしながらも、現代の技術を存分に取り入れています。羽織るだけで背筋が伸びる。そんなジャケットをぜひ手に取ってみてくださいね。▼商品特徴・ご購入はこちら
新作が6種類登場!新素材「Duplex Cotton Jersey」を採用した「トラベルシリーズ」をリリース
MOVBが誇るオールシーズン対応素材「Helix Woool Jersey」の魅力 春夏を中心にオールシーズン楽しめるウールジャージー素材「Helix Woool Jersey」。 この生地は、MOVBを展開する愛知県尾州の染色整理加工企業「株式会社ソトー」だからこそ実現できた、ウール独特の高級感と動きやすい快適性を備えたハイブリッドな生地です。 株式会社ソトーは1923年に愛知県一宮市で創業した100年企業。 織り上がった生地を「洗い」、「染色」をして服地にしていく加工を行っています。 愛知県尾州は世界三大ウール産地のひとつとして世界的にも知られた一大産地。 尾州では、糸を撚る撚糸、糸染、織り(編み)、染色整理工程など、各会社が分業して行いテキスタイル(生地)を製造していますが、その中でも、ソトーの「染色整理工程」は生地の良し悪しを決定する重要な工程です。 昔ながらの設備と最新設備を駆使した染色整理技術でナショナルブランドや海外のラグジュアリーブランドへもハイクオリティな生地の加工を提供しています。 <特徴> さて「Helix Woool Jersey」の特徴は大きく3つあります。 1.特許製法のウール糸により、ウールの風合いと伸縮性の両立を実現2.超高密度に編み上げることで、防シワ性や摩擦にも強い3.生地表面をなめらかにする特殊加工で、高級感があり毛玉にもなりにくい それぞれ詳しく見ていきましょう。 1.特許製法のウール糸により、ウールの風合いと伸縮性の両立を実現 Helix Woool Jersey最大の特徴は「糸」。 強度と伸縮性のあるナイロンフィラメント糸を軸として、その周りにウールの繊維束を巻きつけた特殊な糸を使用しています。 尾州の紡績(糸をつむぐ)工場がもつ特許製法で作られた、とてもタフな糸です。 糸表面や触り心地はウールそのもの。 ウールがもつ、 ■防汚(清潔)■防臭■抗菌■調湿■柔軟性■伸縮性 など、天然繊維だからこその機能も備わっています。それは、コットンや合繊繊維とは一味違う風合いと機能性です。 春夏の汗をかくシーズンでも臭いを気にすることもなく、気に入ったアイテムを繰り返し着用していただけます。 また、汗冷えしにくいのも特徴で、汗をかいた後に空調の効いた室内に入っても安心です。 「汗をかいても汗冷えしないし、べったりと体にまとわりつく感じもない。」とお客様からも好評です。 2.超高密度に編み上げることで、防シワ性や摩擦にも強い 特許製法で作られた非常に強度が強いタフな糸を、タイプライター組織で非常に高密度に編み上げているのが「Helix Woool Jersey」の特徴。 「タイプライター」とは一般的に高密度に織られた綿織物で、糸同士の間隔が非常に狭くぎゅっと目が詰まっているため、凹凸が少なく非常にハリのある生地のことを言います。 通常は“織物”に使われるタイプライターを、MOVBではジャージー=編み物で表現。編み目の詰まり具合は「ゲージ」で表されますが、「Helix Woool Jersey」は実に「36ゲージ」。 目が詰まった「ハイゲージ」でさえ一般的に「12ゲージ以上」と言われるなか、36ゲージはまさに超高密度な編み地と言えます。 これほどまでに限界まで目を詰めて編みこむことであらゆるメリットが生まれます。 ■高い伸縮性■摩擦に強くなる■シワになりにくくなる■着用時に肘や膝などの抜けを抑え、型崩れ防止 など。 摩擦に弱いウールの弱点を克服した素材です。 耐摩擦性能が高く、シワにもなりづらい。加えて伸縮性も抜群といういいとこどりの「Helix Woool Jersey」。 これはMOVBのコンセプトである「想像を超える快適性」を体現する上でなくてはならないものです。 見た目の重厚感からは想像ができない伸縮性と耐久性をぜひ体験してください。 3.生地表面をなめらかにする特殊加工で、高級感があり毛玉にもなりにくい...
MOVBで人気の「ウール」を使用したボトムスを3つの生地別にご紹介。 パンツ選びの参考にしてみてくださいね。 3種類のウールジャージー生地 1.Optima 16.5 Merino Jersey2.Platinum 14.5 Merino Jersey3.Helix Wool Jersey パンツの特性によってそれぞれの素材を使い分けて開発しています。
【マルヴァスラックス】 昨今のトレンドである“リラックス感”が漂うツータックの「マルヴァスラックス」。 今期初登場したこのスラックスですが、ゆったりした腰回り・ヒップ周りで、オフィスはもちろんリモートワークでもストレスを感じず快適な穿き心地を体験していただけます。 単にゆとりを持たせただけのパンツとは異なり、裾にかけてぐっと強めのテーパードを効かせることで野暮ったさは皆無。大人に必要な上質さやスタイリッシュさを感じられるスラックスに仕上げています。 見た目の雰囲気からは想像できない楽な穿き心地に、「毎朝このスラックスを選んでしまいます」とお客様からも好評です。 休日のきれいめカジュアルにも合わせやすいパンツで、快適な冬を過ごしてくださいね。 ----- Optima16.5 Merino Jersey マルヴァスラックス Color:CosmoNavy ¥31,900(税込) -----
ウールは天然繊維だからこそ、様々な機能を備えています。 ■保温■断熱■防汚(清潔) ■防臭■抗菌■調湿■柔軟性■伸縮性 など、天然繊維でありながら非常に高機能な素材です。 その中でも、真冬を快適に暖かくしてくれるのが「保温・断熱効果」。 身体の体温をしっかりとキャッチして外に逃がさないから、常に体温を暖かくキープできます。 加えて、MOVBのコートシリーズではジャケットよりも高密度に編み上げているため、風の侵入自体を軽減。 1月・2月の本当に寒いシーズンにこそウールジャージーのコートを羽織り暖かく過ごしてください。
研ぎ澄まされた3つの要素からなる、MOVB流の「上質さ」